あしあとモンチッチーズ

トーマスに関してなんかいろいろ好き勝手書いてます

歌え!走り出したら止まらないきかんしゃトーマスレビューソドー島編・上(Season 23 Review Part 2)

 


どうも、マウスの右ボタンの反応が鈍くなったと思ったら一回でダブルクリックを起こすようになり、アクタージュショック以上にミタマセキュ霊ティショックに動揺を隠せない筆者です。来週の英国版尸魂界に合わして終わったとかじゃないよね??ブリーチは初期の短編構成の方が好きだ。マンキンは今アメリカ編まで読み直してアニメはパイロンがバケモンになるとこまで見たんですけどなんだかんだでアニオリが普通に見たかった展開だったり分かりやすい展開になったりと意外といい補完に。ミッキー思った以上に早く出てきてびっくりしたけどアニメはゴーレム出てたっけ。そんな感じで今日はトーマスレビューです。

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「でも、ぼくは道路をきらったりしてないよ!きみが線路をきらっているんじゃない!」

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#540「バルジーだいさくせん!(Free the Roads)」

あらすじ:バルジーは鉄道を止めようと計画するがバーティーのディティールアップが却ってチープなものになっており…。

・バーティーがでかいのかバルジーが小さいのか。中途半端なディティールアップよりその辺見直してくれないかなあ(大人の勝手な意見)。

・マックスモンティの対応から察するにバルジーが自動車界隈でも「浮いた奴」なんだろうか。浮いた奴は浮いた奴でも「面倒くさい奴」から「周囲と認識のズレた若干トロい奴」みたいなイメージになった気がしますが。バルジーの理想が革命家からヒーローになったからかな。

・今回初めて描写されたバルジーが勝手に抱くバーティーに対する仲間意識や、自動車工場への言及など、あまり描写されない自動車たちのコミューンが伺えるのなんかいいですよね。あくまで「"きかんしゃ"トーマス」なのでこれくらいの描写のが丁度いい気がします。英語タイトル「Thomas and Friends」なので機関車にこだわる必要なさそうなんですが。

・普通に今回のファンタジーシークエンスはバルジーの見てる世界観が存分に出ていて好きです。妄想に浸ってるというのもバルジーっぽくはある。

・ところでディーゼル機関車はどうしたの?あいつらは水いらなくない?

 

 「レベッカと一緒だ♪レベッカと一緒だ♪」「いたずら貨車引いて、ほら私にゴン♪」

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#542「レベッカといたずらかしゃ(Chucklesome Trucks)」

あらすじ:特に大した批評は期待しないでください。

・あっいたずら貨車じゃない選択肢もあるの…?

・貨車がいたずら者に設定されたのは20世紀中盤の貨車にブレーキが無かったことに起因しているんだけど、ケニアの貨車事情はどうなんでしょうね。

・ハット卿から溢れ漂う能天気観。

・ジェームスの回想シーンのロケーションもっとどうにかならなかったのか。

・何気に文字記号に戻ったタール運搬車。回想シーン限り?

・物事をプラスに捉えすぎるあまり肝心なことを見落とし…たわけでもなんでもなく普通に貨車と一緒に歌い、いつの間にか貨車にもドン引きされてるレベッカという面白さ。うわつよい。

・ニアもソドー島の貨車を引いたこと無さそうな態度とるから多分レベッカ来島から間もない時期の話なんだろうけど、レベッカの態度から察するに多分これ一回はいたずら貨車たちを牽くか会話する機会くらいはあってもおかしくなさそうですよね。割と今回のレベッカ楽観主義の面が強いからどっかで「貨車たちは楽しいもの」という認識があったほうが筋が通る気がします。そうじゃなきゃ人の苦労話を楽しいとは捉えんだろっていう。以上くだらない考察でした。

・流石にクレーンで釣り上げられる仲間を見て楽しそうと言うのは失礼のような(これは笑い話)。かっ価値観の違いよねっ!

・ただ割と荒々しい人間(?)関係が描かれるトーマスでこういう過保護なエピソードが描けるのは純粋な後輩キャラの恩恵だよなあと思いました。HiT期のロージーでもできそうですが

・そういえばこの回マスのナレーションないですね。なくね?

 

 「そのお客さんたち、僕を"車輪で走る物置小屋"だって…」

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#544「トビーのなかみはゆうかん(Heart of Gold)」

あらすじ:泥棒インザキャッスル。

・ボロクソすぎる前説。落として上げるわけでもなく。今期のマスくん辛辣だねえ。

・ちょっと小洒落たアバン。ライトを一瞬しか付けられないという緊迫感の中での生活。

・口と煙突がつながっていることが判明。いや空想に過ぎないんですがそういう認識があるということが分かっただけでも結構重要なのでは(どういう面で?)。

・おっ横揺れテク。どこまで傾けるんでしょうね。

・追跡シーンで計器のショット挟むのいいよね。あと機関士の動きが細かい。

・グリン結構速いのな。

・そういえばトーマスどころかハット卿も出てないね。珍しい。

・おっ見かけによらないテレンスオチ。教訓パートはケビンだけど。CGじゃ安全第一に教訓挿げ替えられたから仕方ないね。言い方ァ。

・久しぶりのトビー回でしたが、それ以上にトビー自体が活躍するというのがすごく久しぶりな感じも。え、最後にこんな大活躍したのっていつ?きえたシュッシュ?

・Heartという単語には心のように「中にあるもの」という意味があり、劇中揶揄される物置(shed)とかかっているわけですが、今回特筆すべきは邦題がそのニュアンスを取り込んでいること。吹き替え系の子供番組でこういうのは珍しいかなあと思いました。

・やっぱ前回と言いなるべくトーマスのナレーションはできる限り無くす方向でいるのかな?因みにここでいうのもなんだけど日本版は語尾がまんまカビラなのでもうちょっとトーマスっぽく言ってほしい。

・物置小屋自体は否定してくれないんだ…。

 

「ア―――――ッハッハァ!!」

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#546「わらうゴードン(Gordon the Giggles)」

あらすじ:ゴードン滑稽物語。

・最初にこぼれた蜂蜜は質感ちゃんとしてたのに顔にかかった方のチープさよ。かかり方にしてもそうはならんやろ的な。なんか継続感がないんだよなあ。野菜の付き方は滑稽さにつながってていいんだけどね。

・なんかただのやべえ奴にしか見えないんだよなゴードン。若干ひきつった演技にはなってるんだけど、笑うときは常に大笑いで小笑いみたいなのがないからかなあ。

・「実は私そそっかしいところがあるんです…」知っとるわ!

・ちゃんとハエ飛んでるの細かいなあ。

・ファンタジーシークエンスのテンポの良さよ。前期から改善されてるいいですよね。

・心配するパクストンに対してほっとけよ!みたいな態度じゃないあたりゴードンの深刻っぷりが感じられるし、レベッカ来島あたりからの若干丸くなったムーブが続いてるのなんか好き。

・実は初見時そこまでこの回好きじゃなかったんだけど、多分それはゴードンに感情移入できてなかったからかなあ。感情移入できてなかったというかレベッカそんなおもろないやろみたいな。あとさっきも言ったようにゴードンのテンションについていけなかった。いやアニメだから滑稽さを強調してなんぼなんだけどさ。そもそもゴードン昔結構馬鹿笑いしてなかったっけああー後輩の手前かあ!構成や〆方はきれいなんだけどそういうとこがなんか悪目立ちした印象です。

 

「だってほんの小さなミスをしたくらいでもでも、おれだけはすぐ悪者にされちまうんだからな。おれもみんなと同じ機関車なのによ!」

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#548「まじめなディーゼル(Diesel Do Right)」

あらすじ:自分だけが叱られることを不服に思ったディーゼル。彼は純粋無垢なレベッカを利用して仲間を陥れる。

レベッカ無垢すぎるシリーズ。ところでトーマスはこれ映像前提で話してんの?

・ノーマンだけライトない…。

・ノンクレジット石原慎一。一応ディーゼル役として載せてもよいのでは。

ディーゼル、ディーセル整備工場組はまあわかるんだけどフィリップとはどういう関係なんだろうね。初めて絡んだんじゃない?

・ラップ調茶色の小瓶。

・アングルを引き継いた場面転換いいよね。

・なんかハット卿とディーゼル機関車たちの絡みも新鮮。普段こんな感じなんだろうなあっていうのがようやく見れた感じ。ノーマンは信頼されていた。

・ただのディーゼル機関車回ではなくレベッカを絡ませて「機関車同士の話」として昇華されてるのがいいなあと思います。新キャラ(又はレギュラー)の活躍と貴重なディーゼルコミュニティの両方が見れるというなかなか面白い構成。普通にアイデア賞です。

・テレンスやピーター・サムのようなレアなキャラクターがいっぱい出てくる代わりに蒸気機関車メインキャラがレベッカ以外ほとんど出てこないという配役。いつもが蒸気機関車(スチーム・チーム)側の視点の話とするなら今回は本当にディーゼル機関車視点として描かれてる感じなのかなあ。ディーゼル・チームの示唆という点では今度やる長いやつ(Steam Team to the Rescue。映画「とんで!うたって!ディスカバリー!」として9月公開)と対を成すエピなのかもね。知らんけど。

 

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#___「全体的な感想(Overall Comment)」

やっべここに何書くか全く考えてなかったわ。浅はかー。まあ今のところあかん回が無くみんな綺麗にまとまってる印象。前期もソドー島編はそうだっけか。いや確かにやべーの一話あったな。まあ前期は前期、今期は今期という大阪のおばちゃん理論で済ましておいて、先のブラジル編含めて特に教訓パートや尺変更に引っ張られたような話がここまで一つも無いのは前期からの大きな進歩だと思います。いやこれから危なっかしくなるのかもだけど。既にインド編で怪しいの一話あるしええい、魔女狩りはええんじゃい!!進歩したよ!よかったね!でええんじゃい!!うええ口に睫毛入ってた!

あと今回ファンタジーシークエンス面白いの多かったですね。前はクドクドしてたのが気に食わなかったけど今回のはテンポ良く話の進行を手伝ってて好印象です。星4つ。セルフパロディができるのは子慣れてきたことの証!

まあそんなとこです。安定性が戻ってやっぴーって話です。いつも以上に中身ねえな今回。

 

 

 

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