「…うん、きっと取り戻せるさ、君との友情のようにね!」
アーサー(Arthur)
色:紅 分類:サイドタンク式蒸気機関車 モデル機:ロンドン・ミッドランド・アンド・スコッティッシュ鉄道2型2-6-2タンク式蒸気機関車
概要
アーサーは貨車を入れ替えたり、貨物を運んだりする大きなタンク機関車である。彼は自身の持つ有名な傷一つない成績を誇りに思うと同等に、ふとっちょの局長の鉄道で働くことに興奮を覚えている。しかしアーサーのその記録が彼の思うほど無傷で保たれるかどうかは時のみぞ知る。
(Arthur is a big tank engine who shunts trucks and pulls freight. He is as excited to work for The Fat Controller as he is proud of his famous spotless record. Only time will tell if that record will stay as spotless as Arthur would like.)
―現公式サイトバイオから引用
もめ事を起こしたり、失敗したことがない(※来島時)完璧な記録の持ち主の機関車。ハットちゃん珍しく凄いいい買い物してんじゃん!って思うでしょうが、それは単に経験不足なだけなのかも…失敗が無いというよりは最後の失敗からすげえ時間経ってんだけどォというニュアンスなのかもしれませんね。知らんけど。
完璧な記録の通り、真面目で温厚な性格。仕事にも慎重に取り組み最善の手段をとることができる。ええーなんですかこの超エリートはー。しかし従順すぎるせいか消極的な一面もあり、恥ずかしがって好きな漁村の支線への配属希望をなかなか口に出せずにいた。おかげでしばらく漁村の支線担当がトーマスになったんだけど、なんでハットちゃんはすでに支線持ちのトーマスに漁村の支線を任そうと思ったんだろうね。たまにそういうとこあるよなあいつ。なんやかんやあって今ではすっかり漁村の支線で働くようになったアーサー。おかげで出番は激減したとさ。
▲アーサーの支線ことノランビー線(とりあえず青線のとこ。本線と合流してるとこは知らん)。ソドー島の東側にある海辺の路線。クロバンズ・ゲート(図のC)で本線から分岐しヘンリーのトンネルでまた本線と合流する形をとってます。その間にあるバラフー(図のB)でまた分岐し、漁村のあるノランビー(図のN)まで続く線路があるのでアーサーの走る部分はこの箇所でしょうか。いや本編で全然見かけないんでよくわかんないんですよ。ちなみにトーマスの支線は西側。つまりトーマスは真逆のとこ担当してるのでハットちゃん結構無茶させたな。
▲TV第5シリーズから登場するアーサーの支線の目玉、ノランビーの漁村はCGシリーズにも出てきてはいたんだけどアールズバーグ港登場以降は全く見かけなくなりました。ていうか支線のCGはあるのに機関車のCGないってすげえなアーサー。
エピソード
・島に初めてやってきたアーサー。彼が完璧な記録の持ち主であることを知り寝たんだトーマスはアーサーが失敗するように貨車たちと衝突させるような嘘をつく。こうしてアーサーの記録更新は止まってしまうのであったとさ。「記録なんて壊されるためにあるのさ!」(TV第7シリーズ9話)
・ハット卿の車を乗せた貨車がトーマスを離れ大暴走。連結しなさいよ。貨車を牽いていたアーサーは暴走貨車を避けようとして待避線の車止めにぶつかってしまう。まあその前から思いっきり待避線に入ろうとしてましたが。(TV第11シリーズ17話)
関連商品
担当声優
日本版CV:高戸靖広(第7シリーズ~第8シリーズ)→三木眞一郎(第11シリーズ)
筆者コメント
意外と出番多かったんだなあと画像作りながら思いました。
次回予告
ギンギラギンにさりげなく
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