あしあとモンチッチーズ

トーマスに関してなんかいろいろ好き勝手書いてます

キャラ紹介25ダンカン

 「あー、かっこわりーなあ。おいらが馬鹿だってみんなにバレちまうよー」

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ダンカン(Duncan)

データ

種類:蒸気機関車 カラーリング:赤(原作版)濃い黄色(TV版) ロックンロール:踊れる

説明

長い煙突、小さなボイラーが特徴のスカーロイ鉄道の6番車両。毒舌でせっかち。不平しか言わない。ロッキンスピードあげてローリンせんろをとばせ世代。つまりロックンローラー。揺れちゃう、跳んじゃう、もうサイコーさ!

経歴

スカーロイが修理工場に行った後にやって来た予備車両。工場で働いていたためかいいやつなんだけど乱暴者。じゃあ整備工場のビクターや工場で働いてる親切なディーゼル機関車は何だよ。ついでにスコットランド出身。もう暇さえありゃ不平こぼしてる。ロックンロールを踊るならず者で登場時はお客さえも大事に思ていなかった。サー・ハンデルと同じように客車に嫌われており、さらによくもめ事を起こす。だってダンカンはいつでもGo!Go!Go!


Thomas & Friends UK: Come For The Ride - YouTube

▲ロッキンスピードあーげてローリンせんろをとーばせ♪

エピソード

・ラスティーを馬鹿にしたある日、彼の注意を聞かずにダンカンの旅客列車は脱線してしまう。馬鹿にされたラスティーは助けに行くのを嫌がるがお客は大事なので救助に向かう。助けてもらったダンカンは彼に謝罪をし、二人は親友になった。なった(14巻3話)。

・車掌の娘ナンシーに磨いてもらってるスカーロイ。ピーター・サムには特製の煙突。サー・ハンデルには特製の車輪。お客はアイス。何もしてもらえないダンカンは文句をぶつくさ言いだし、職務放棄してしまう(17巻3話)。

・お客を大切にしないダンカンを恥ずかしく思ったスカーロイは彼にお客を大切にし続けたレニアスの話をする。それを聞いたダンカンは少し改心したそうな(17巻4話)。

管理人コメント

みんないっしょにステキなたびしてみようよ。

声優

英国CVトム・ストウトン(第18シーズン-)

日本CV田中亮一(第4-7シーズン)→逢坂力(第9シーズン-第12シーズン,第18シーズン-)

次回予告

たぶん客車!

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キャラ紹介24ラスティー

「やったあ!境界線を越えたぞ!もう僕らのホームグランドだ!」

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ラスティー(Rusty)

※TV第5シーズンではラスティ。そのシーズンはなんか表記ゆれが多い印象。

データ

種類:機械式ディーゼル機関車 カラーリング:黒(原作版)赤みの橙色(TV版) 特技:顔面積を変えること(違う)。

説明

スカーロイ鉄道の5番車両。ディーゼルだけど良い奴。行動力があり頼もしく、寛大な心を持つ。線路や橋の修理・点検が主な仕事で作業長のアイボ・ヒューことヒューさんと共に仕事をこなしていた。恐らく仲間たちにとって彼なしでは高山鉄道は成立しないも同然であろう。依存関係にあるみたいな書き方やめろ。ダンカンとはしょっちゅう喧嘩してる。そんでしょっちゅう仲直りしてる。多分親友。たまに石切場でも働いている。頭の上にあるのは煙突ではなくラジエーターキャップである。名前はメーカーのラストン&ホーンズビー社(Ruston&Hornsby)と錆び付いてる(Rusty)と男子名ラッセルの愛称型、ラスティーを掛けている(らしい)。

経歴

1957年にレニアスに飽き足らずスカーロイまで修理工場に行った高山鉄道にやって来たディーゼル機関車。ラストン&ホーンズビー社から重役が直接買い上げた新品車両。普段は保線作業を行い、スカーロイが帰ってくるまでにヒューさんとともにほとんどの線路を整備し尽くしてしまった。要は仕事ができるタイプ。しかしダンカンからは口うるさい奴と見られており、何度も衝突する。あ、物理的じゃないよ。

原作ではろくに活躍がないんですが、それを考慮したのかTVシリーズではステップニーを助け出す役割を与えられた。おかげで原作と相違点が発生し、原作とTVをこうして分けて書く必要が出来てしまった。どうしてくれる。

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▲ラスティーの顔まとめ。一時戻っておりました。何故またでかくなる。

エピソード

・年に一度、機関車の走行の安全を保障するために除草剤をまく仕事をしている(原作40巻1話)。

TVシリーズでは4シーズンより撮りやすくするためか大型模型を作ることになり、目玉ギミックの都合上顔が大きくなりましたー(TV5シーズン裏話)

・山の石切場で高い丘の上に居た岩のボルダーを怖がっていた。確かに怖い(TV5シーズン25話)。

管理人コメント

初期のつり目具合はどこへ行ったんだ…。

声優

英米CV:マットウィルキンソン(長編7作目-)

日本CV:石川英郎(4シーズン-7シーズン)→川島得愛(9シーズン-12シーズン、長編7作目-)

次回予告

踊る大捜査線の巻

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キャラ紹介23シティ・オブ・トルーロー

「ああ、あの例の『仕事は皆きちんと』って奴だね。」

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3440号機 シティ・オブ・トルーロー(Number 3440 City of Truro)

※最近のTV版書籍ではシティ・オブ・トルロー

データ

カラーリング:ミドルクロームグリーン 

種類:テンダー式蒸気機関車 

動輪直径 2,044.7mm

弁装置:内側スティーブンソン式弁装置

シリンダー(直径×行程) 457.2mm×660mm

ボイラー圧力 14.0kg/cm²

説明

大西部鉄道3700型蒸気機関車20両のうち世界初の時速100マイル突破した1台の蒸気機関車。通称「シティ・オブ・トルーロー」(TVシリーズではセレブリティー)。ドーム(こぶみたいなあれ)無し。

経歴 

ハット卿の北西部鉄道に観光客を連れてきたドームのない有名機関車として登場。ダックたちと仲良くなるがゴードンのみ彼に嫉妬して、こぶ無し野郎に負けずと猛スピードで列車を引くがあまりの速さにドームのふたが取れてしまった。TVシリーズにも出てくるが1発キャラなので彼の模型はその辺のスクラップとなるのであった…。16シーズンにも数秒のご出演を果たす。

▲実写に配慮して顔はなかった。でもたまにある。

▲模型版(左)と本物(右)。模型は少し似てなかったりする。そもそも顔部分である煙室前面からメルクリン社のドイツ機関車の使いまわしなのでヘッドライトとか全く違うしね。

管理人コメント

意外とトーマス方面でのグッズ化も多いので(ちゃんとトーマス以外での商品化もあるんだけど)設計者大喜び。

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キャラ紹介22集いし来訪者たち

「キングズ・クロスだって?ロンドンの駅はユーストンだよ。そんなこと、誰だって知ってるよ。

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別の鉄道の蒸気機関車達(The Foreign Engines) 

パーシーの友達(Percy's Friends) ※画像中央

データ

車輪配数:0-4-2 カラーリング:黒 種類:サイドタンク式蒸気機関車 職業:モブ

説明

パーシーの自慢話を聞きに操車場に大集合してたタンク機関車達。「ほー、偉いねえ、パーシー。」と少し上から目線な感じもするが聞いてもらってるんだからありがたく思おう。

ビックシティの機関車(Big City Engine) ※画像左上

データ

車輪配数:2-4-0 カラーリング:緑 種類:テンダー式蒸気機関車 ロンドンの駅:ユーストン

説明

本線の大きな駅(恐らくナップフォード駅?)にはたくさんの旅行者が来る。そこには別の鉄道の機関車達も列車を引いて来て、その夜は島に滞在して日が明けると帰っていく。ちょうど滞在中だったビックシティ出身(らしい)の彼もその一台。ゴードンとダックと共にロンドンの駅について言い合ってた。

ひっくり返った機関車(The Derailed Engine) ※画像左下

データ

車輪配数:わからん カラーリング:深緑 種類:テンダー式蒸気機関車 顔:無い

説明

ロンドンに帰ろうとしたらひっくり返った機関車。それだけ。

ジンティーとパグ(Jinty and Pug) ※ジンティーが右下、パグが右上

データ

車輪配数:0-6-0(Jinty)、0-4-0(Pug) カラーリング:黒 

説明

手伝いにやってきたよそ者7台のうちパーシーと友達だった2台。

管理人コメント

本当はどれかパグか何て分かったもんじゃないけどこれらしい。ジンティーは分かる。

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キャラ紹介21意地悪なディーゼル

 蒸気機関車にできる事なんて、俺達ならもっと上手くやれるさ。」

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ディーゼル(Diesel)

データ

カラーリング:黒 車輪配数:0-6-0 性格:意地悪で蒸気機関車を毛嫌いしてる。自惚れや。 

説明

ハット卿が試しにレンタルしてきたソドー島(汽車の絵本もといきかんしゃトーマスの舞台)初のディーゼル機関車。別に雇うつもりもなかったので名無し。オイルで動き走る時はゴロゴロなる。ごますりで卑怯で意地悪でよこしまでオイル臭くてずる賢くて自分が常に一番だと思っているが、何だか憎めない奴。

経歴

上記のとおりレンタル車輌。原作13巻初登場(そして退場)という早くも来た近代化の波(といっても1巻1年ペースなので遅め。でも65年続いたから早め。)。何でこんなに悪い奴として書かれているのかというと、原作執筆当時の最初期のディーゼル機関車が今と違って故障が多く保守も大変なくせに性能が悪かったことからである。(原作中期から後期にかけて性格の良い奴が出てくるのは性能が大変よくなってきたからである。)実際コイツのモデル機も時速24kmだった。

来た時にダックに恥をかかされ仕返しにダックを操車場から追い出す。しかし、今度はヘンリーを追い出そうとした時、本性がばれたようで元いた国鉄に帰される。ついでにハット卿は最初から信用してなかったようで。うそつけ。

そのあとにもあらゆるディーゼルが島に来るが大半が性格の良くないのばかりでみんな送り返される1発キャラとなった。というかほぼ定番(原作18、23、28巻参照。例外有り)。彼はその定番の基礎を作り上げたのだった。

ところがどっこい。彼には2度目のご出演があったのだった。急に執筆側の話になるが当時TV版「きかんしゃトーマス」は第2シーズン放映中。引退したウィルバート・オードリーにかわり原作絵本「汽車の絵本」著者となった息子クリストファーが映像化を狙ったのか番外編としてTV第1~2シーズンに活躍したキャラが登場するTV単発絵本(日本語未翻訳)を1冊書く。なんとその内容はこのディーゼルがメインだった!パーシーの代わりにやってきたディーゼル。今度はトーマスの支線で働くことになる(もちろん、トーマスとは初対面)けれども、問題を起こしてしまう。2日後、トーマスの客車クララベルが脱線。救助へ駆けつけたのはディーゼルディーゼルにも良いところはあるとトーマス達は学んだのであった。残念なことに映像化ならず。

本来、彼の出番はここまでであった…。

TV第3シーズン。本当にストックが切れたようでオリジナルストーリーが多い。その中にはディーゼルが帰ってくる話も。何故絵本の方をしなかった。この回ではすぐ帰っていくが、何故か同シーズンでにゴードンをからかってたり、有名な機関車を見てたりするが気にしてはいけない。

やっと帰った、と思ってたらTV第6シーズン(この時点でオリジナルストーリーのみとなる)。また帰ってきた。そしてまたバカやって帰ってった。そしてTV第7シーズン。またも帰ってきた。何故信用できないのをレンタルするんだ。他を借りてこい、他を。そして彼は今…。

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まだ居た。

ついでに原作35巻では彼らしき車輌がイギリス国鉄にて登場。

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DodgePromoCGIHead-onArrypromoCGIHead-onBertpromoHead-onPaxtonPromoHead-onSidneyPromo

▲そっくりではあるがディーゼルとは血縁関係のない者達。多いわ。

キャスト

英国CV:ケリー・シェイル(13シーズン以降)

米国CV:マイケル・ブランドン(13シーズン-長編7作目)マーティン・シャーマン(長編8作目-18シーズン)

日本CV:郷里大輔(2-3、7-8シーズン)江川央生(6シーズン)→ケン・サンダース(長編第2作目以降)石原慎一(長編12作目挿入歌部分)

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Thomas and the Evil Diesel

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単発絵本はこちら↑

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 次回予告

よそ者共だーーっ!!

キャラ紹介20ピーター・サム

「ピータ~・サムゥのお通りだ~い♪

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ピーター・サム(Peter Sam)

データ

カラーリング:原作では赤(色の濃さは巻によって異なる。壌土前は緑色)。TVでは緑色 車輪配数:0-4-2  性格:真面目でお人好し。 種類:サドルタンク式蒸気機関車 

説明

スカーロイ鉄道で働く緑の小さな蒸気機関車。ボイラーが下に伸びてて鼻が小さいので区別しやすかったりする。四角くて平らに潰れた感じの横から見たら上の方がでかい台形の煙突「ギースル・エジェクタ」という特別製の煙突が付けられている。「ギースル・エジェクタ」というのはギースル式誘導通風装置ともいい、ドイツの南方、中部ヨーロッパの内陸に位置するオーストリアのウィーン工科大学の教授、アドルフ・ギースル・ギースリンゲンが開発した装置。装置は主として煙室内に一列に設置された特殊ブラスト管と特殊な形状の煙突からなっている。ごめん、何の話だっけ。

経歴

親友サー・ハンデルと一緒に中央ソドー鉄道からスカーロイ鉄道(TV版で言うと高山鉄道)にやって来た。昔はやんちゃだったが、今現在では真面目な性格である(Hit社による性格変更とかそういうのではない)が慌てんぼである。ある時、貨車との衝突事故で煙突(モチロン、このころは普通の煙突)にひびが入り、しばらくした冬の日にとうとう折れてしまう。それをきっかけに先程説明した「ギースル・エジェクタ」を取っつけてもらう。サー・ハンデルとは正反対の性格だがお互い長年の親友である。顔を合わすとよくかつての友の話をする。

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▲手前にあるのが模型版「ギースル・エジェクタ」。模型が小さいので煙を出すには四角い形にするしかなかったようで。

▲モデル機「エドワード・トーマス」(でも番号は4)。

エピソード

・乗換駅にてヘンリーに「今度遅れたらお前を待たずに置いていく」と言われ、翌日慌ててヘンリーの元に行くが売店のおばさんを乗せ忘れてしまい、駅まで来たおばさんにからかわれたことを気づかされる。しかしヘンリーは行った後だった(10巻3話)。

・事故で1日休暇をもらうことになったピーター・サム。働けない代わりにとくべつなプレゼントが用意されていると聞いたので待ってたら、それは修理から懐かしの我が家に帰ってきたスカーロイだった(14巻2話)。

管理人コメント

なんか好きです。なんか。

声優

英国CV:スティーブ・キンマン(16シーズン以降)

日本CV:里内信夫(第4シーズン-)→加藤木賢志(第10-12シーズン)→佐々木啓夫(第16シーズン-)

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キャラ紹介19サー・ハンデル

「さ!明日からみんな一緒だ!

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サー・ハンデル(Sir Handel)

※1973~81年出版の原作絵本日本語版と1990~96年に出版アニメ絵本版ではサー・ハンドル。どちらもポプラ社より。

データ

カラーリング:原作では赤(色の濃さは巻によって異なる。壌土前は青色)。TVでは濃い青 車輪配数:0-4-2  種類:サドルタンク式蒸気機関車

説明

スカーロイ鉄道で働く小さな機関車。彼はいつも自分は何でも知っていて偉いと思い込んでいる。だから時折わがままを言っては問題を起こす。しかし決して悪い奴じゃないんだと思いたい。従輪が大きいのが自慢。そのおかげかスムーズに走ることが得意。だから何だ。最近TVでは利口で大人しくなってきた。5シーズンから9シーズンまで出番なし。現在もほぼほぼ出番なし。

経歴

元いた中央ソドー鉄道という所が廃止になったので、その鉄道からの付き合いのピーター・サムとともに工場で数年働いていた後にハンデル・ブラウンに買われる。前の鉄道にいた頃はファルコン(Falcon)という名前でデュークという歳の取った機関車とピーター・サム(当時の名はスチュアート)と共に仲良く働いていたがどっかの発電機くんがぶっ壊れるほどヒートしたのが廃止につながり、デュークと2人は離ればなれとなる。ハンデル・ブラウンから名をもらいサー・ハンデルとなったが、客車に嫌われたり、事故でピーター・サムの長期休みを余儀なくしたり問題しか起こさなかったとさ。そんな彼もかつてのデュークの事を忘れたことはなく、ピーター・サムと顔を合わすとよくその頃のことを話し合っている。

スカーロイ鉄道に来た後はやたらと態度の悪さが目立つようになる。なんでだろうね。前はそんなことになかったのに。大人になったのかな。プライドの高さ故仕事を選ぶようになり、その性格が災いしたくさんの問題を起こす。

TV版では予算の都合かデュークともども撮影用の模型の更新ができず、無事新模型が出来上がった後も新キャラのボディにされたりするも10期にようやく復活。出番がない間は石切り場で働いていたことに。理由付けだなんて珍しい!ではデュークの理由は?しかし帰って来た彼は性格が一変、慎重で飄々とした忠実な機関車になっていたのだ!ねえ、デュークは?石切り場で更生プログラムでも受けたんだろうか。そして12期では突然年寄りの代表格に挙げられた。確かに昔のカードにはそう書かれてるけども、あれはデュークの誤記なんだよ!しかしプライドが高そうなのは相変わらず。つまり基本重役に忠実ではある抜け目ない少し高慢なじじい?あれ、これってデューク?ダンカンと差をつけたかったんだろうか。TVでは描かれなかった問題児二人の対話とか見たかったなー。

File:GranpuffRS2.png

▲中央ソドー鉄道。青いのがファルコン。中央のがスチュアート。車庫内にいるのがデューク。

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▲モデル機のタリスリン鉄道3号車両。名は「サー・ハイドン

エピソード

・客車を家畜車呼ばわりしたり貨車引くのが嫌で脱線したりと最低な初登場であった(10巻2話)。

・TVが嫌いで出演拒否したが重役によって解体中を撮ることに(14巻4話)。

・車輪が滑らない様に大きい従輪を付けてもらう。それがスチームローラーぽくて本物のスチームローラーと喧嘩することに(17巻2話)。

管理人コメント

予算の都合で出番が無かったり復活してもキャラ付けがよくわからなかったり不憫だなあと。

声優

英国CV:キース・ウィッカム(第16-17,20シーズン)

日本CV: 龍田直樹(第4シーズン)→緒方文興(第10-12シーズン)→樫井笙人(第16-17,20シーズン)

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次回予告

緑のお人好し君です。

キャラ紹介18レニアス

 「もし僕がここで負けたらお客さんは怒るし、鉄道は閉鎖されてしまう。

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レニアス(Rheneas)

 ※1973~81年出版の原作絵本日本語版と1990~96年に出版アニメ絵本版ではリーニアス。どちらもポプラ社より。※ソドー島の旧原語「サドリア語」で「幾筋にも分かれた滝」という意味。

データ

 カラーリング:赤に原作では青ライン、TVでは黒ライン 車輪配数:0-4-0 種類:サイドタンク式蒸気機関車

説明

 スカーロイ鉄道で働く小さな機関車。100年以上も前にソドー島にやってきたので今はベテラン。勇敢で、常に落ち着いたしっかり者で少し仕事に厳しい。4兄弟(双子が2組)で兄のスカーロイとは仲が良い。アグネス、ルーシー、ルース、ジェマイマ、ビアトリスという客車達を持っている(スカーロイと共有)。

経歴

1865年、兄のスカーロイや双子の兄弟ドルゴッホと共にイングランドの工場で製造。スカーロイより遅れてスカーロイ鉄道に来る。このころから落ち着きがあり、少しクールだった。

第二次世界大戦後、鉄道が閉鎖寸前であり、スカーロイとレニアス(当時、この鉄道の機関車はこれだけだった)ががんばらないとすぐ潰れてしまうとこだった。そんな中、レニアスは列車をひっぱている途中でシリンダーを壊してしまう。しかしここで負けたらお客は嫌がり、鉄道は閉鎖。お客のため、鉄道のため、レニアスは最悪の状況から、なんとか駅までたどり着いた。まさにゆうかんな機関車だった。彼はこの鉄道を救った機関車としてスカーロイは語る。

そしてそのあと、新しく来た機関車がレニアスにぶつかり、レニアスは長い間修理工場に入ることに(今は帰ってきてる)。

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▲幾筋にも分かれた滝。近くに駅と機関庫がある。

▲スカーロイとレニアスのモデル「タリスリン(左)」「ドルゴッホ(右)」。絵本にも登場。

エピソード

先にキャラ紹介17を読んでね。もう読んだって人ももう一回。

スカーロイが新しく後輪と機関室を付けてもらって少し自惚れていた時には自慢話をつづけられたレニアスは不満タラッタラ(こんなのがソドー島のあちこちで繰り広げられている。今も)。終いにスカーロイが「機関室は要らない」と言うレニアスに対し「泥臭い時代遅れ」といい二台は仲たがいをしてしまう。

そして、ある雨が降ったあとの月曜日の朝、作業員を乗せたスカーロイが山崩れに遭い、立往生。レニアスが助けに行った後、車庫に戻ったスカーロイはレニアスに謝罪する。まだちょっとだけ腹の虫が治まらなかった彼に泥まみれのスカーロイはこう言う。

「結局、泥臭い時代遅れは、君なんかじゃなく僕だったんだよね。」

 

彼らは“分別”という物を学んだとさ。

原作20巻3話より

 

TVシリーズではなんかボルダーに追っかけまわされてる印象が強いです。あとスカーロイより年長者っぽい。

管理人コメント

やたらと壊れてるイメージ。

声優

英国CV:ベン・スモール(16-18シーズン)

日本CV: 置鮎龍太郎(第4-7シーズン)→中村大樹(第9シーズン-)

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次回予告

青いわがまま君です。