「蒸気機関車にできる事なんて、俺達ならもっと上手くやれるさ。」
ディーゼル(Diesel)
データ
カラーリング:黒 車輪配数:0-6-0 性格:意地悪で蒸気機関車を毛嫌いしてる。自惚れや。
説明
ハット卿が試しにレンタルしてきたソドー島(汽車の絵本もといきかんしゃトーマスの舞台)初のディーゼル機関車。別に雇うつもりもなかったので名無し。オイルで動き走る時はゴロゴロなる。ごますりで卑怯で意地悪でよこしまでオイル臭くてずる賢くて自分が常に一番だと思っているが、何だか憎めない奴。
経歴
上記のとおりレンタル車輌。原作13巻初登場(そして退場)という早くも来た近代化の波(といっても1巻1年ペースなので遅め。でも65年続いたから早め。)。何でこんなに悪い奴として書かれているのかというと、原作執筆当時の最初期のディーゼル機関車が今と違って故障が多く保守も大変なくせに性能が悪かったことからである。(原作中期から後期にかけて性格の良い奴が出てくるのは性能が大変よくなってきたからである。)実際コイツのモデル機も時速24kmだった。
来た時にダックに恥をかかされ仕返しにダックを操車場から追い出す。しかし、今度はヘンリーを追い出そうとした時、本性がばれたようで元いた国鉄に帰される。ついでにハット卿は最初から信用してなかったようで。うそつけ。
そのあとにもあらゆるディーゼルが島に来るが大半が性格の良くないのばかりでみんな送り返される1発キャラとなった。というかほぼ定番(原作18、23、28巻参照。例外有り)。彼はその定番の基礎を作り上げたのだった。
ところがどっこい。彼には2度目のご出演があったのだった。急に執筆側の話になるが当時TV版「きかんしゃトーマス」は第2シーズン放映中。引退したウィルバート・オードリーにかわり原作絵本「汽車の絵本」著者となった息子クリストファーが映像化を狙ったのか番外編としてTV第1~2シーズンに活躍したキャラが登場するTV単発絵本(日本語未翻訳)を1冊書く。なんとその内容はこのディーゼルがメインだった!パーシーの代わりにやってきたディーゼル。今度はトーマスの支線で働くことになる(もちろん、トーマスとは初対面)けれども、問題を起こしてしまう。2日後、トーマスの客車クララベルが脱線。救助へ駆けつけたのはディーゼル。ディーゼルにも良いところはあるとトーマス達は学んだのであった。残念なことに映像化ならず。
本来、彼の出番はここまでであった…。
TV第3シーズン。本当にストックが切れたようでオリジナルストーリーが多い。その中にはディーゼルが帰ってくる話も。何故絵本の方をしなかった。この回ではすぐ帰っていくが、何故か同シーズンでにゴードンをからかってたり、有名な機関車を見てたりするが気にしてはいけない。
やっと帰った、と思ってたらTV第6シーズン(この時点でオリジナルストーリーのみとなる)。また帰ってきた。そしてまたバカやって帰ってった。そしてTV第7シーズン。またも帰ってきた。何故信用できないのをレンタルするんだ。他を借りてこい、他を。そして彼は今…。
まだ居た。
ついでに原作35巻では彼らしき車輌がイギリス国鉄にて登場。
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▲そっくりではあるがディーゼルとは血縁関係のない者達。多いわ。
キャスト
英国CV:ケリー・シェイル(13シーズン以降)
米国CV:マイケル・ブランドン(13シーズン-長編7作目)マーティン・シャーマン(長編8作目-18シーズン)
日本CV:郷里大輔(2-3、7-8シーズン)江川央生(6シーズン)→ケン・サンダース(長編第2作目以降)石原慎一(長編12作目挿入歌部分)
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次回予告
よそ者共だーーっ!!