あしあとモンチッチーズ

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ハイヤ!ようこそ新世界へ!きかんしゃトーマスレビューオーストラリア編(Season 22 Review Part 5)

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※本記事のスクリーンショット著作権は全てマテル・クリエイションズに帰属します

 

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#523「オーストラリアのトーマス(Outback Thomas)」

あらすじ:ウィットに富んだ巧みなトークでお客を魅了するシェインのツアー。彼の話術に憧れたトーマスは自分もやってみようとシェインの代わりにツアーを行おうとするも、彼の口から出るのは聞いてられない半端なジョークばかりで…。

思ったこととか

・まあ人を楽しまそうとするトークって難しいんですよ。そこに至るまでの厳しさを感じさせないのがエンターテイナーの神髄ってのが今回の教訓ですね。…えっそうじゃない?

・日本版に置いて特に簡略化することなくシェインの喋り方をまんま訳してくれるのは好感が持てます。

・お話の制約に煽りを受けたうえで生まれた属性を開き直って自分の癖として紹介されるとなんかやるせなくなりますよね。

・半端な知識と準備でツアーガイドに挑むトーマスが妙にリアルで好き。始終空回りしてるところがまた痛々しさに拍車をかけてる。ぼろっくそでごめん。

・来訪者がツアーガイドに転身する展開も機関車の特性ならではですね。人間じゃあできない話です。非常に巧い+50点。教訓と共に流れるようにシェインのキャラクターも描けているのも高評価点。

・教訓はいいんだけどその落としどころも若干ズレてる気がするのが流石トーマスと言う感じ。ぼろっくそでごめん。

・あと思ったんだけどこんなに閑散としてて客車は誰が用意しているんだろう。多分シェインやタミカとは違う誰かがいるんだろうけど。

 

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#533「サイクロン・トーマス(Cyclone Thomas)」

あらすじ:ドクター・ヘリのアイラに憧れて自分も救助活動をしたいと思うトーマス。しかし救助活動においてアイラはトーマスより圧倒的に勝っていたのだった。かちめなし!略して亀梨!

思ったこととか

・ニトロ期のアメリカンな重機がオーストラリアの背景に似合っていて好き。

・トーマス、返しが綺麗。

・ちゃんと移動手段と医者が別として描かれているの良いなあと思います。ほらだって機関車が整備工場の責任者とかやってる世界だから…。そこからの二つを混同してる飛行機トーマスがなんかほほえましい感じの。

・ちゃんと客車に乗る用のハシゴ描写してるの好き。

・台風の目は英語では「eye of the cyclone」。まんまですね。他の言い方だと「bull's eye」「storm center」などがあるようです。ソドー島では後者を使ってたのかもしれませんね。

・相変わらず聞かん坊なトーマスだけど13~16期のような同じことをする天丼になっていないのが良いなあと思います。1回目と2回目でちゃんと違うアプローチになっててストレスにならない。この「どうしようもねーや!」って感じから「できることがあるんだ!」に変わる爽快感よ。珍しく教訓とお話が合致していて気持ちのいい回でした。だが尺が足りない。

 

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#537「やまかじにきをつけろ!(Banjo and the Bushfire)」

あらすじ:

思ったこととか

・成程、ちょっとシェインのとは違うゾーンなんですね。ちょっとこうした区域分けは面白い。

・今回限りの出演のタミカさん。保護区の機関車なのでまあ今回限りの出演と言うのも納得。ただなんかでかい。元々狭軌鉄道(こうざん鉄道たちのような狭い線路幅のこと。トーマスたちは標準軌)の機関車と言うのもありまして、それに合わせて保護区にも一部デュアルゲージ(標準軌狭軌の両方が敷かれた線路)が敷かれているんですが、タミカは明らか標準軌を走っております。さては、あとで気づいて誤魔化すために線路だけ変えたな~~!(いやらしい)

・相変わらず「タンク機関車の~」って紹介がくどいなあと。「このぼく!」くらいでいいなあと思います。邦訳つながりでいうとタミカのキャラ付けがいい。

・ワニだらけの世界。100日後云々のよりチェブラーシカとかワニ男爵みたいだなあと。まあ作風が作風だし。

・動物たちと颯爽と走るトーマス君。普通にここのシーン好きです。もしかすると22期中一番好きかも。ナウシカ味がある。

・よくあんな一瞬でコアラの特徴見つけたなあ。意外と観察眼に優れてるのかも。

・明らか機関士が機関車の意思にシンクロして動いてます。これがアイクラウド…!

・また増えるトーマス。こうしてミームは拡散していく。

・赤ちゃんにしちゃなんかでかい気がするけどそういうもんっぽい。

・サイクロン回に引き続き、主役が失敗してそれを踏まえたうえで成功する回。好きです。詳しくは後述。

・保護区回はこの回だけなんですが、別にこの回だけでもいいかなあという感じです。嫌いなんじゃないよ、好きだからもうこれだけでいいかなという。この回一つで大切なことはみんな詰まってるのでこれ以上は蛇足になりそうだし他の国で動物ネタやりすぎた。

・環境問題などいろいろ取り扱ってますがどれも流れるように紹介する構成でお見事。つーか慣れた。この回だけ先に英語版見てたハズなんですがその時の印象忘れちゃった。

ですが説教パートがガンガンに国連のCMです。SDGs

 

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#529「カンガルー・クリスマス(Kangaroo Christmas)」

あらすじ:雪の降らないクリスマス。トーマスは女の子にカンガルーの人形を見せてもらうが、その人形を野生のカンガルーが我が子と間違えて持っていってしまった。トーマスは女の子の為にカンガルーを追う。

思ったこととか

・「実はと言うとぼくクリスマスが大好きなんだ」実はって程か!?

・普段流線形なので炭水車と繋がって見えるシェインが曲がるとき本体と炭水車で角度に差がつくのいいよね…。

・ソドー島とは真逆のクリスマス。舞台装置としては弱い気がしましたが、「大切な人と過ごす」ことをカンガルー親子で想起させてると考えたらなんか綺麗にまとまってるように見えんこともないか?途中完全に「女の子とカンガルーがメインの話」になりクリスマスは放ったらかしになるので、そこへの繋ぎがやや強引ではありますので、もうちょっとトーマスが真夏のクリスマスに不満を抱いてたら自然だったかなあ。

・どっかで見たような子供!

・ホッピーそんなとこに置くなよwと言いたいところですが機関車と友達になれる世界なので問題ナシ!

・…ところでマドレーヌ一家がプレゼントを乗せてたこの列車は一体何なんだ…?配達なのか?

・比嘉さんの「よし!」すこ。

・ジョーイは赤ちゃんカンガルーの通称。毎回豆知識ぶっこんで来るのいいなあ!

・雲と間違えるのは流石に馬鹿馬鹿しい感じが…これがないから好きだったって子供もいるのでは…と思いましたがそういう子は逆にここで突っ込んで楽しんだりするのかなあ。

・(迷子ネタいつまで引っ張られるんだろう…)

・おじさん、なんでそんな危ない積み方をしたんですか…。

 

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#___「全体的な感想(Overall Comment)」

あえてパートごとに特徴づけるなら中国が東西の対比、インドが社会と来てオーストラリアは環境で勝負してきた感じがします。季節感や自然、閑散とした舞台など。他二国と違いより英語圏に近しい国なのでより異なる点がはっきり明確に言及できるのが面白いですね。今回のオーストラリア編はそこらへんの要素と脚本が他より綺麗だったかなあという印象です。要素だけでなくちゃんとそれらが話のキーになっているというか。どれもパンチは弱い気もしますがその分特に大きなケチの付け所はなかったと思います。なんだか正々堂々脚本で勝負してきたな!という感じです。他が正々堂々じゃないみたいな言い方やめろ。異文化どうこう抜きでもただ学ぶだけだったり振り回されたりが多かったインドや中国編と違ってトーマスに活躍の場が用意されているのも見ていて嬉しいポイントでした。

異国情緒の方に突っ込んで語るとタミカの保護区みたいな只でさえオーストラリアと言う別エリアなのにその中でまた別エリアのカテゴライズが行われるというワオ、マトリョーシカ現象!が面白かったです。また変な名前出たァ。広いオーストラリアならではですね。なんですね?その広さが機関車の少なさに繋がってるのもよくできてるかなあと。他の国は不自然に数が限られていたのがなんだか違和感だったんです。

キャラクターに関して言うとなんというかアイラとかが他よりやや特殊な立ち位置でもあったので没個性と言う印象は少なかったかなあと言う印象です。要するにキャラクターが異文化の象徴にもなっているという、これはすごい!シェインや客車に関しては他のバージョン違いみたいなところもありますがよく考えなきゃバレないので大丈夫かなあと。おいおい。他より人数少ないからこそ際立ってるという見方もできますし。そう考えると誤魔化しがきかないから正統派な脚本になったのか…?他が誤魔化してるみたいな言い方やめろ。人数少なすぎてその場限りの人間ゲストにもナビゲーター役振るのが面白かったりラジブ王冠ナクシタリ。

 

…まあひたすら上手くできたシリーズだったかなあと思います。不満点は少なかれど大体他と共通してるし、各エピソードの欄にも書いてると思いますのでまあ今は触れなくてもいいか。慣れも出てきちゃったし。

マイナスを一つ挙げると世界編の中でインド編を先に見終えてオーストラリア編が英語版でも一番最後に触れてたんですが(図らずも放送順と一致していた。ウワッホイ)、とっつきやすさがなかったかもしれませんね。閑散としすぎてソドー島編から直接シフトするのがしんどかったのかなあ。インド→中国→オーストラリアの順で見ると閑散とした雰囲気に抵抗がなくなったんですが、放送準的にも公式これ理解してそうですよね。恐ろしい子…!で実際はとっつきやすさと面白さが半比例してた結果に。とっつきにくいけど読んでみたら面白い漫画とか小説っていっぱいあるよね。ジョジョとかドロヘとか。インド編のレビュー書いてた時はまだ22期自体を全部見ておらずまさかこんな結果になるとは思いませんでした。逆に先に全部見てたらインド編disりまくってたのかもしれない。当時の貴重な意見としてそのままにしておきます。

 

では、次回!経験と識字率のお話!みんなぜってえみてくれよな!