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キャラ紹介60グレートレイルウェイショーの機関車たち(原作編)

読者の皆様へ

ヘンリーにゴードン、そしてジェームスはここしばらく不機嫌です。トーマスがヨークのイギリス国立鉄道博物館に招待されたことが気にくわないのです。ふとっちょの局長は、彼らがまたストを起こさないか心配しましたが、彼らはそんな馬鹿なことしませんでした。

「もし、トーマスのやつが博物館の機関車になっちまったら?」彼らはお互いに言い合った。「ちょっとさみしいねえ」

そんなことはつゆ知らずにトーマスはこの旅に心躍らしていました。皆さんも彼との旅路を楽しんでいただければ幸いです。

―クリストファー・オードリー

 (汽車のえほん35巻まえがき文を意訳して引用)

 

ヨークの鉄道博物館のグレートレイルウェイショーに御呼ばれしたトーマスは大はりきり!しかし道中踏切に衝突したり、道路をトレーラーで移動したり、トレーラーの運転手が博物館までの道を知らなかったり、いろいろあったがとにかく着いたぜ!鉄道博物館!今回はそこにいた有名な機関車たちを紹介しようと思う。画像は原作35巻「Thomas and the Great Railway Show」とイギリス国立鉄道博物館公式サイトとwikiwikipediaから引っ張ってきました。

 

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ロケット号(Stephenson's Rocket)

色:黄色 車輪配数:0-2-2 

説明

スティーブンソンのロケット号は恐らく世界で最も古く、そして最も有名な蒸気機関車だろう。彼は世界最古の旅客鉄道のリバプール・アンド・マンチェスター鉄道で使用する蒸気機関車を選ぶ競争、レインヒル・トライアルにて最後まで競争参加条件を満たせた唯一の蒸気機関車だった。そう、競争で勝ったのではない。悪い言い方だがただ残っただけなのだ。スティーブンソンの設計の優秀さが伺える結果だが、そういうサバイバルの大会じゃなかったよねこれ。

本機はイギリスのサイエンス・ミュージアムにて保存されているため、ヨークの博物館にいるのはレプリカ。よって原作版でもレプリカの出演となる。TV版にいるスティーブンも複数台いるレプリカの一台という可能性があるが、ロケット号本体の記憶も彼自身に混在しているようなのでその辺は曖昧。

本編での登場は、挿絵はあれど、文章中には一度も出ない。エキストラです。なんて贅沢なエキストラや。

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▲表紙要員という可能性も捨てきれない。

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▲実機(黒)&レプリカ(黄色)。あと参考までにスティーブン。

 

「ぼくとぼくの兄弟たちは、速く走れる貨物用に造られたんだけどね、よく走るものだから急行も引かしてもらったんだよ」

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グリーン・アロー(Green Arrow)

色:黒→緑 車輪配数:2-6-2 正式名称:クラスV2蒸気機関車 4771

説明

1936年、フライング・スコッツマンでおなじみナイジェル・グレズリー卿がロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道(LNER)に製造したV2型の蒸気機関車の内の1台かつその中で唯一の保存機。1971年ヨークの鉄道博物館にて静態保存。

本編ではザ・ワークス入りしたトーマスに親切に接し、彼と仲良くなる。彼らは2台でイベントツアーの列車を重連して牽引することになり、その時トーマスが線路の危険を確認し、列車事故を防ぐ形になるがそれはまた別の話。

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▲実機。フライング・スコッツマンに似てる。

 

ボックスヒル(Boxhill)

色:黄色 車輪配数:0-6-0→2-4-0→0-6-0 正式名称:LB&SCR A1Xクラス蒸気機関車「テリアー」

説明

イギリス国鉄で働いていたステップニーの兄弟機かつトーマスのソドー島来島前、つまりイギリス本土で働いていた時代の友達。1880年製造。ステップニーは1875年製造なのでこいつは弟ということに。1946年にヨークの博物館にて保存、南部鉄道から新しい煙突をもらう。

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▲実機。1905年から1913年までは自動列車の試験のため、車輪配数が2-4-0だった(白黒の方)。詳しいことはよくわからん。

 

「これは君たちのより大きな軌間の線路さ。大西部鉄道でも100年くらい前まで機関車は、みんなこいつの上だったんだよ」

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アイアン・デューク(Iron Duke)

色:茶色 車輪配数:4-2-2 

説明

ひ、ひげー!!し、白髪ー!機関車の顔に新たな可能性を引き出した彼はアイアン・デューク型の蒸気機関車。このアイアン・デュークという名前はナポレオンを倒した初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーにちなんだもの。アイアン・デューク型は大西部鉄道が作り出した蒸気機関車の種類で時速133kmで走った。当時としてはかなりのスピードを誇る。現物はほぼ廃車にされてしまったが、どの車両もかっこいい名前をしていたので一回検索してみてください。

本編に登場した車両は1985年にヨークの博物館に贈られたレプリカ。レプリカなのに100年前の記憶はあるのか。ボイラー保証切れのため静態保存。彼は大西部鉄道かつてあった広軌の線路の話(軌間戦争)をトーマスに語り、トーマスはダックにも聞かせてやろうと考える。

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▲実機たちとレプリカ。

 

「まあ、ツアーの列車を引くのは当然僕だろうな」

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ラード号(Mallard)

色:青 車輪配数:4-6-2 正式名称: LNERクラスA4蒸気機関車4468

説明

1938年ドンカスター工場にてナイジェル・グレズリー卿がロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道(LNER)に製造したLNERクラスA4蒸気機関車の内、最速を誇る1台。ドイツのプロペラ機関車から始まった流線形を蒸気機関車に取り入れたことにより、彼は世界最速の蒸気機関車の座を手にした。しかしこの後に部品が焼け付き、修理を重ねるも1963年に引退。ヨークの博物館にて現在静態保存。

本編ではやっぱりとも言うべきかうぬぼれやな性格をしてる。スペンサー、お前だよお前。

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▲実機とスペンサー。スペンサーのモデル機は正確にはマラードではなく同じくA4の「パシフィック」。リム。アップ。ライジング。あと実機の方の写真のこせん橋のストラクチャーかわいいですね。

 

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ダッチェス・オブ・ハミルトン(Duchess of Hamilton)

色:青→黒→青→栗色→緑→赤 車輪配数:4-6-2 正式名称:LMS プリンセス・コロネーションクラス蒸気機関車6229

説明

ダッチェスというのは公爵夫人。つまりアイアン・デュークといい公爵夫妻がこの博物館には勢ぞろいしているわけですな。はっはっは。1938年にウィリアム・スタニアー卿が製造したイギリス国鉄の流線形蒸気機関車。ニューヨークの世界博覧会のため1939年に渡米。戦時中の1942年にイギリスに帰還。1947年からメンテナンスの都合で流線形カバーが取り除かれるが2009年再び装着。本編ではカバーを取り除いた状態での出演。カバー付きでは顔はどう付くのか。ついでにトーマスでは初の女性蒸気機関車です。

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▲実機。最初流線形の方はなんだこれって感じで抵抗感あったんですが今見ると結構べっぴんさんですね。

 

 

筆者コメント

どうもレプリカには本物の記憶が埋め込まれてるようです。別物じゃないのかあー。あとヨークの鉄道博物館にはフラスコや上記の有名な蒸気機関車以外にも実物のスタフォードや日本の新幹線もいます。機会があったら行ってみたいもんですな。

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